正答4
解説
腹部造影CT(No.7A)では肝内に造影される腫瘤(多血性の肝細胞癌が示唆される)が認められ、治療2週間後の単純CT(No.7B)では同部に高吸収(白く沈着)域がみられる。
この高吸収はリピオドール(ヨード化油)の腫瘍内集積であり、肝動脈にカテーテルを進めて抗癌剤・リピオドールと塞栓物質を注入する肝動脈化学塞栓術(TACE)に特徴的な所見である。
凍結療法・肝部分切除術・定位放射線療法・ラジオ波焼灼療法ではこのようなびまん性のリピオドール集積像は生じない。
よって行われた治療は肝動脈化学塞栓術である。