正答2
解説
電子と物質の相互作用では飛程に統計的なゆらぎ(range straggling)がある(選択肢2)ことが正答である。
電子は1回の衝突で大きく方向や運動量を変えるため、同じエネルギーでも到達距離にばらつきが生じる。
電子対生成は光子(1.022MeV以上)の相互作用であり電子自身では生じないので選択肢1は誤り。
Braggピークは重荷電粒子に特徴的で電子では明瞭に形成されないので選択肢3も誤り。
水の臨界エネルギーは約78MeVであり10MeVではないので選択肢4も誤り。
質量衝突阻止能はZ/Aに依存し原子番号に反比例するという表現は不正確なので選択肢5も誤りである。