正答4
解説
X線管にフィルタ(付加ろ過)を加えると低エネルギー成分が選択的に吸収され、スペクトルが高エネルギー側へ硬化して平均エネルギーが上がるため、「Aにフィルタを付加するとBの形状に近づく」が正しい。
すなわちAはろ過の少ない軟らかいスペクトル、Bはろ過の多い硬いスペクトルである。
連続X線の最高エネルギーは管電圧で決まるが、図から管電圧60 kVと断定はできない。
ろ過の違いだけならターゲットは同一で、出力線量も等しくはならない。
診断領域で観察される特性X線はK殻への遷移によるものであり、L殻ではない。