正答5
解説
正答の選択肢5のとおり、熱中性子は媒質と熱平衡に達した中性子で、常温(約20℃)でのエネルギー分布の最頻値は約0.025eV(速度約2,200m/s)である。
自由中性子は半減期約10分でβ⁻壊変し陽子・電子・反ニュートリノになる(β⁺ではない)ので選択肢1は誤り。
光核反応(γ,n)は核子を放出させるのに結合エネルギー以上の光子が必要で、しきいエネルギーが存在するため選択肢2も誤り。
速中性子の遮へいには水素を多く含む水・パラフィン・ポリエチレンで減速させるのが有効で、鉛は弾性散乱でエネルギーをほとんど奪えず不適なので選択肢3は誤り。
中性子捕獲反応の断面積は1/v則に従い遅い中性子ほど大きいため、「速いほど捕獲されやすい」とする選択肢4も誤りである。