直接撮影用X線装置の不変性試験1JIS Z 4752-2-113の試験項目と試験頻度の 組合せで正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は選択肢3「高コントラスト解像度=3か月」。
JIS Z 4752-2-11(直接撮影用X線装置の不変性試験、IEC 61223-2-11相当)は、画質に影響する機能パラメータ(X線源装置からのX線出力、受像面へのX線入力、幾何学的特性、高コントラスト解像度、X線像全域の光学的濃度変化)を一定間隔で監視し、基準値からのずれが許容範囲内かを確認する規格である。
これらの不変性試験は、据付後の信頼性確立期間(おおむね最初の1週間は毎日、続く6か月間は2週間ごと)を経た後、原則として少なくとも3か月ごとに繰り返すと規定されており、高コントラスト解像度の「3か月」はこの標準的な試験間隔に合致するため正しい。
選択肢1の幾何学的特性は毎日点検する項目ではなく定期試験(おおむね3か月ごと)で扱う項目であり、「毎日」は頻度が過剰で誤り。
選択肢2の受像面へのX線入力も規定上はおおむね3か月ごとで監視する項目であり、「1か月」では合致しない。
選択肢4のX線源装置からのX線出力も初期確立期間後はおよそ3か月ごとが基本であり、「6か月」では間隔が長すぎて誤りである。
選択肢5のX線像全域の光学的濃度変化はより短い周期で点検すべき項目で、「1年」では監視間隔が長すぎるため誤りであり、項目と頻度が正しく対応するのは選択肢3のみである。