正答1
解説
Geiger-Nuttallの法則は、α壊変核種の崩壊定数(半減期の逆数)とα粒子の運動エネルギー(飛程)との関係を表す経験則で、log λ がα線エネルギーの増加とともにほぼ直線的に増大する(高エネルギーのα線を放出する核種ほど半減期が短い)ことを示す。
これはα粒子が原子核のクーロン障壁をトンネル効果で透過する確率がエネルギーに強く依存することに基づくため、対象となる放射線はα線であり、これが正答である。
β⁻線・β⁺線は弱い相互作用による壊変で連続エネルギースペクトルを持ち、この法則は適用されない。
γ線は核の脱励起に伴う電磁波、ニュートリノはβ壊変に伴う粒子で、いずれも半減期とエネルギーの間にGeiger-Nuttall型の単純な関係を示さない。
したがって正答はα線となる。