ホーム › 保健師国家試験 › 第111回 › 午後問106第111回 保健師国家試験 午後問106疫学状況設定2025年☆ ブックマークA 市は臨海部に工業地帯を有し、市民の多くが大小の工場に勤務している。 県内他市に比べて、生活習慣病のリスクを高める飲酒量の者、喫煙者、肥満者の割合が高いこと、魚類摂取量や塩分摂取量が多いこと、定期健康診断の受診率が低いことが把握されている。 また、大腸癌の罹患率が高い一方で、検診受診率が低いことが課題となっている。 A 市は大腸癌について、検診受診率向上の対策とともに、予防対策も検討することにした。 A 市住民の大腸癌のリスク因子で可能性が高いのはどれか。 2 つ選べ。正解を2つ選んでください。振動肥満多量飲酒塩分の過剰摂取魚類摂取の過多購入状況を確認しています…正答2・3解説正解は2と3です。 A 市住民の特徴から、大腸癌のリスク因子として可能性の高いものを選ぶ問題です。 A 市は、県内の他の市に比べて、多量飲酒者、喫煙者、肥満者の割合が高く、魚類と塩分の摂取量が多いという特徴があります。 大腸癌の確実なリスク因子として、飲酒、肥満、加工肉・赤肉の摂取などが知られています。 【選択肢別解説】 1:× 振動は、工場などでの作業で手指の血流障害やしびれを起こす振動障害の原因です。 大腸癌のリスク因子とはされていません。 2:○ 肥満は大腸癌のリスク因子です。 肥満は大腸癌のリスクを確実に高める要因とされており、A 市では肥満者の割合が高いことが把握されています。 3:○ 多量飲酒は大腸癌のリスク因子です。 飲酒は大腸癌のリスクを確実に高める要因であり、A 市では生活習慣病のリスクを高める量を飲酒する人の割合が高くなっています。 4:× 塩分の過剰摂取は、大腸癌ではなく胃癌のリスク因子です。 高血圧のリスク因子でもあります。 5:× 魚類の摂取が多いことは、大腸癌のリスク因子とはされていません。 大腸癌のリスクを高めるのは、魚ではなく赤肉や加工肉の摂取です。 【ポイント】 大腸癌のリスク因子は、飲酒、肥満、喫煙、赤肉・加工肉の摂取などです。 一方、運動は大腸癌のリスクを下げる要因とされています。← 午後問105午後問107 →まとめて解く第111回を通しで解く(110問)→この回の他の問題第111回 保健師国家試験 の全110問を見る →