第108回 保健師国家試験 午前問45
Aさん(35歳、会社員、初産婦)は妊娠8週で母子健康手帳の交付を受けるために市役所を訪れた。
地区担当保健師が面接したところ、Aさんは5年前にうつ病で通院していたが、その後症状が軽快し、現在は通院していないことがわかった。
Aさんは「実家から引っ越してきたばかりで近所に知り合いがいないため不安です。夫は仕事が忙しく、家事や育児への協力は期待できません」と話した。
妊娠 10 週に A さんから地区担当保健師に電話があり、「産科の先生や助産師さんには次の健診で相談してみようと思いますが、残業があり、仕事中の休憩や休暇も取りにくく、つわりもあるので仕事が負担になってきました。
何か使える制度はないでしょうか」と相談があった。
現時点で A さんが会社に制度の利用を請求した場合、法律に基づき会社が対応する必要があるのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「時間外勤務をなくす。」が正しい。
制度問題では、根拠法、実施主体、対象者、給付・事業の範囲を対応させる。
名称が似ていても、誰が何を行う制度かで正誤が分かれる。
1は、設問で問われた正答の条件に合う。
2の「休憩時間の回数を増やす。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の正答と合わない。
3の「妊産婦健康診査の費用を助成する。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の正答と合わない。
4の「勤務時間中に2週間に1回の妊婦健康診査の時間を確保する。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の正答と合わない。
制度問題は、根拠法、実施主体、対象、費用負担を分けて押さえる。まとめて解く
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