正答2
解説
正解は2です。
図は昭和22年から令和元年までの主な死因別死亡率の推移を示しています。
各曲線の特徴的な変化から、悪性新生物、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎を見分けます。
【選択肢別解説】
1:× Aは一貫して上昇を続け、昭和56年ごろから第1位となり、令和元年には人口10万対300を超えています。
この推移は悪性新生物です。
2:○ Bは長期的に上昇していますが、平成6年ごろに急に下がり、その後再び上昇して令和元年には約170となっています。
平成7年の死亡診断書の改正で「心不全」と記載しないよう求めた影響で一時的に減少した、心疾患の特徴的な推移です。
3:× Cは長く低い水準でしたが、平成12年ごろから急上昇し、令和元年には約100に達しています。
高齢化に伴って増えている老衰です。
4:× Dは昭和40年ごろに約175の山があり、その後大きく低下しています。
平成7年のICD-10導入で一時的に上昇したのち、緩やかに減少している脳血管疾患です。
5:× Eは上昇してきましたが、平成29年に急に低下しています。
ICD-10(2013年版)の適用で誤嚥性肺炎などが別に分類された影響で減少した肺炎です。
【ポイント】
「平成7年前後の急な下降」は心疾患、「昭和40年代の山」は脳血管疾患、「平成29年の急な下降」は肺炎、「近年の急上昇」は老衰と覚えましょう。
令和元年の死因順位は、悪性新生物、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎の順です。