第107回 保健師国家試験 午後問101
建設業のA社は、毎年ストレスチェックを従業員に実施している。
会社全体の健康リスクの評価において、多くの従業員が高ストレスに該当した。
A社の保健師が部門ごとに分析したところ、設計部は他の部署より高ストレスの該当者の割合が高かった。
設計部のストレスチェックの集団分析を行った結果、同僚からの支援が少ないことが分かった。
保健師として、設計部に関して優先的に取り組むのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「設計部管理者から職場の状況について情報収集をする。」が正しい。
事例問題では、年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて優先順位を決める。
1の「人事課長に結果を報告する。」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
2の「産業医による職場巡視を行う。」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
3は正解選択肢で、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
設問の時点で最も危険を減らす、本人の意思決定を支える、又は継続支援につながる選択肢である。
4の「高ストレスの該当者から職場環境改善の要望を募る。」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
5の「職場内の人間関係に関するアンケート調査を従業員に実施する。」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
事例問題では、選択肢がすべて支援らしく見えることがある。
設問の時点で最も危険を減らすもの、本人の意思決定を支えるもの、継続支援につながるものを優先する。まとめて解く
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