第105回 保健師国家試験 午前問51
Aちゃん(3歳1か月、男児)。
身長49cm、体重3,100gで出生した。
市の3歳児健康診査に母親と来所した。
自記式の問診票では、目・耳に関する特記事項はなく、相談したいことの欄には「昼間のおむつは取れたが、時々おしっこは失敗することがある」と記入されていた。
生後11か月時に、鼠径ヘルニアによる手術の既往がある。
今回の計測の結果は、身長90cm、体重11kgであった。
過去の健康診査結果では、4か月児健康診査、1歳6か月児健康診査とも特記すべき事項はなかった。
問診の場面で、母親は「A は友達と活発に遊び、食欲も旺盛でとても元気です」 と話した。
A ちゃんは机の上に置いてある紙や鉛筆に興味を示し、保健師と母親を交互に見ていた。
A ちゃんの発達を評価するために、保健師が A ちゃんに直接行う質問として適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2、5。
3歳児の発達評価において保健師がAちゃんに直接行う質問として適切なのは「お名前はなんですか」と「2つの丸のうち大きいのはどちらですか」である。
「お名前はなんですか」は自己認識と言語表出を評価でき、3歳児が答えられる発達課題として適切である。
「2つの丸のうち大きいのはどちらですか」は大小の概念理解(比較概念の獲得)を評価でき、3歳前後の認知発達指標として用いられる。
「お口はどこですか」は2歳以前の課題、「この絵の中で犬はどれですか」は質問が複雑で指さしの評価に向くが発達年齢との対応が弱く、「昨日は何をして遊びましたか」は記憶・時間概念を要し3歳には難しい。まとめて解く
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