第105回 保健師国家試験 午前問43
A市内にある入所定員100人の介護老人保健施設。
ショートステイも実施している。
2月3日(月)に入所者と職員の13人が嘔吐と下痢などの症状を発症した。
発症した入所者は全員、施設内の厨房で調理された給食を各階の食堂で食べており、食中毒の発生を疑った施設長から、保健所に電話で相談があった。
相談を受けた保健所は、医師を含む調査チームを組んで施設に現地調査に向かうことにした。
今回の感染症は、ノロウイルスによる感染と判明した。
2月 10 日(月)に、施設から保健所に「8 日(土)以降は新たな発症者もなく、患者も快方に向かっている」と報告があり、集団発生の終息の時期について相談があった。
終息時期で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
感染症集団発生の終息判定は、最後の患者発生から当該感染症の最大潜伏期間相当の期間(ノロウイルスでは最大3日程度)を超えて新たな患者が発生しないことを確認して保健所が判断する(4正)。
施設からの報告書のみで判断する(3)のではなく、疫学的観察を続けて保健所が総合的に判断することが必要である。
初発から1年後(1)や最終患者から1か月後(2)という固定期間で決めるものではない。まとめて解く
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