第104回 保健師国家試験 午後問96
A市にある定員80人の保育所。
乳児保育も実施している。
8月1日(金)に、腹痛と下痢症状で4人の園児が欠席した。
8月5日(火)に、新たに4人の園児が同様の症状で欠席した。
さらに、8月1日(金)から欠席していた園児4人のうち2人は症状が落ち着いたが、他の2人が重篤な下痢症状によって入院したと保護者から連絡が入った。
保育所長は感染症の発生を疑い、保健所の感染症担当の保健師に相談した。
8月6日(水)に、新たに2人の園児が下痢症状で欠席したと保育所から保健所に連絡があった。
このときの保健所の対応で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「保育所職員に対する汚物処理方法の指導」が正しい。
感染拡大期には、施設内の二次感染を防ぐ環境衛生対策が最優先で、職員への汚物処理(次亜塩素酸ナトリウム使用法・手洗い・標準予防策)の指導が即効性のある介入。
選択肢1の登園停止は感染症法に基づく根拠と医学的判断が必要。
選択肢2の個別面接、4の就業制限は段階を踏むべき対応。
保育所の感染症ガイドライン(厚労省)と学校保健安全法施行規則に基づく対応を整理。
集団感染時の標準予防策の徹底が感染拡大防止の基本。
腸管出血性大腸菌は接触感染が主で、手洗い・汚物処理・調理器具消毒(次亜塩素酸0.02%)等の標準予防策を徹底する。まとめて解く
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