第103回 保健師国家試験 午後問109
Aさん(39歳、女性、教員)。
夫(40歳、会社員)と長男(7歳)との3人暮らし。
Aさんは小学校で6年生の担任をしている。
夫は仕事で土日も不在のことが多い。
長男は放課後に学童保育に通っている。
Aさんは2か月間月経がみられないため、自宅近くの産婦人科を受診したところ妊娠11週と診断され、妊娠届を提出するよう指導された。
妊娠16週に妊娠届を提出するため保健センターに来所した。
保健センターでは、妊娠届の提出に来所した妊婦全員に保健師による面接を実施している。
保健師は現在の健康状態、妊娠経過および分娩予定施設についてAさんに確認した。
今後の A さんへの支援を計画するために最も優先して確認するのはどれか。
正答3
解説
正解は3(妊娠届が遅れた理由)。
妊娠届の遅れは経済的困難・社会的孤立・予期せぬ妊娠・DV・若年妊娠等のハイリスク要因を背景にもつことが多く、母子保健支援計画立案のため最優先で確認すべき情報となる。
1のつわりや2の育児用品準備は通常の妊娠経過把握、4の子宮がん検診歴は妊娠管理で重要だが優先度は届出遅延要因より下、5の不妊治療歴は背景情報。
母子保健法第15条で妊娠届を行うものとされ早期把握が母子健康手帳交付と継続支援の起点となる。
届出遅れの背景把握から特定妊婦・要支援妊婦への対応(子育て世代包括支援センター・要保護児童対策地域協議会)につなぐことが、虐待予防の重要な保健活動となる。まとめて解く
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