第103回 保健師国家試験 午前問51
Aさん(59歳、女性)。
夫(66歳、無職)と2人暮らし。
市の健康相談に参加したAさんは、ふらつきがあり歩行が不安定であった。
相談に対応した保健師に対して「歩き出しがうまくできないし、思うように体が動かず困っています」とAさんは話した。
保健師はAさんの訴えなどから神経変性疾患を想定し、Aさんの他の症状について確認することにした。
その後、A さんは指定難病と診断され、隣市の専門医療機関での月1回の通院治療を開始した。
2年後、A さんは要介護4に認定され、通所介護を週2回利用している。
A さんの介護と家事は夫が担っている。
夫は糖尿病で半年ほど前から血糖コントロールが不良であり、血糖管理および指導の目的で5日間の入院を勧められている。
夫の入院中に A さんが利用する事業で最も適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2(短期入所療養介護)。
要介護2のAさんの夫(介護者)が入院する間、Aさんは医療管理が必要な指定難病患者であり、医療的ケアと生活介護を一体提供する短期入所療養介護(医療系ショートステイ)の利用が最も適切である。
1の夜間対応型訪問介護は在宅生活継続が前提で介護者不在時の終日対応には不足、3の訪問入浴介護や4の訪問看護は単発サービスで介護者不在時の総合的ケアには不十分。
介護保険法に基づくショートステイは介護者のレスパイト機能を持ち、医療系(療養介護)と福祉系(生活介護)を病態に応じて選択する。
難病患者の在宅療養継続を支えるサービス選択の代表事例である。まとめて解く
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