次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
X保育所では月に1回程度、職員間で子どもの姿について話し合う機会を設けている。
内容は多岐にわたるが、今月は、W君(4歳)への関わりについて話し合うことになった。
W君は、担当保育士からすると予測が難しい行動をとることが多く、事故につながりかねないようなヒヤリとする場面があったり、友達とトラブルになったりすることもある。
【設問】
次のうち、「保育所保育指針」に照らし、職員間での話し合いの方向性として、適切なものを3つ選びなさい。
正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正答は選択肢1・4・5です。
保育所保育指針では、一人ひとりの子どもの姿を職員間で共有し理解を深めることが協働の基本とされており、選択肢1はその方向性に合致します。
選択肢4は、記録の見直しと環境の再構成によってWくんが落ち着いて過ごせるよう支援する姿勢であり、環境を通した保育という指針の考え方と一致します。
選択肢5は、友達との関係を再検討してWくんが安心できる人的環境を整えようとするもので適切です。
選択肢2は「できていないこと」を就学準備の観点で列挙する欠如モデルの発想であり、子どもの主体性や現在の生活を大切にする指針の理念と合いません。
選択肢3は保護者に厳しい叱責を促すもので、保育所と保護者が連携して子どもを温かく支える指針の方針に反します。