次のうち、心の理論の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 誤信念課題は、6歳頃から徐々に正答できるようになる。
B 自閉スペクトラム症の場合、知的な遅れがないのに誤信念課題の成績が低いことがあり、心の理論の獲得に困難があることが注目された。
C 生後9か月頃に成立する共同注意は、心の理論の前駆体とみなされている。
D 心の理論を獲得した子どもは、相手の行動を理解したり予測したりすることが可能になる。
(組み合わせ)
正答4
解説
正答は選択肢4(A:×/B:○/C:○/D:○)です。
Aは誤りで、誤信念課題は6歳頃ではなく4歳頃から正答できるようになります。
Bは正しく、自閉スペクトラム症における心の理論の困難はバロン-コーエンらの研究で示されています。
Cは正しく、生後9か月頃に成立する共同注意(他者と対象を共有する行為)は、他者の意図を理解する心の理論の前段階とみなされています。
Dも正しく、心の理論の獲得により他者の信念・意図に基づいて行動を予測・理解することが可能になります。