次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H保育所では、週に1回園庭開放と子育て相談を実施している。
そこに母親のMさんとK君(2歳、男児)が何度かやってきて園庭開放を利用している。
園庭開放を担当するN保育士は、K君が他の子どもと関わらずに、園庭の隅で耳を塞いでじっと座っている姿が多いことが気になっていた。
ある日、N保育士がMさんに声をかけ、話を始めた。
子育てのことに話が及ぶと、1歳6か月児健診の時に、Mさんが保健師にK君の発達の遅れについて相談すると、保健師に「様子を見ましょう」と言われたことを教えてくれた。
【設問】
次のうち、N保育士の対応として、適切なものを一つ選びなさい。
正答2
解説
事例問題です。
K君(2歳)が他の子どもと関わらず耳を塞いでじっとしている行動が気になる状況で、1歳6か月健診でも発達の遅れについて相談があります。
選択肢1(発達障害と断定し療育手帳取得を勧める)は根拠のない診断的発言であり不適切、選択肢3(手を引っ張って集団に連れていく)は強引な介入で不適切、選択肢4(相談をさえぎる)は支援の放棄であり不適切、選択肢5(根拠なく「心配ない」と励ます)は保護者の不安を軽視した対応で不適切です。
選択肢2(Mさんの話を傾聴し発達への不安を受け止める)が保護者支援の基本として最も適切であり正答です。