次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Uちゃん(小学3年生、女児)は、母親と二人でK母子生活支援施設に入所している。
Uちゃんの母親は、最近就職した。
まだ仕事に慣れない様子で、疲れている様子がその表情にも見られた。
ある日、施設内の学習室にUちゃんが来て、「お母さんがイライラしてすぐに怒る。一緒にいると喧嘩になるからこっちに来た。本当はみてもらいたい宿題だってあるのに」とH母子支援員に言った。
【設問】
次のうち、H母子支援員のとるべき対応として、最も不適切なものを一つ選びなさい。
正答2
解説
正答は選択肢2(最も不適切)。
Uちゃんは母親との関係に傷つきを抱えながらも、自ら距離を置いて学習室に来るという適切な行動をとっている。
選択肢2「母親を学習室に呼び宿題をみるよう指導する」は、疲弊している母親を一方的に責め、Uちゃんの感情や意思を無視して強制的に引き合わせるもので、両者の関係をさらに悪化させるリスクがある。
支援員としてまずUちゃんの話を傾聴し、母親の状況も別途把握しながら関係調整を図ることが求められる。
指導ではなく寄り添いが基本姿勢となる。