次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の一部である。
( A )〜( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子どもの入所理由の背景は単純ではなく、複雑・重層化している。
ひとつの虐待の背景をみても、経済的困難、両親の不仲、精神疾患、( A )など多くの要因が絡み合っている。
そのため、入所に至った直接の要因が改善されても、別の課題が明らかになることも多い。
こうしたことを踏まえ、子どもの背景を十分に把握した上で、必要な( B )も含めて養育を行っていくとともに、( C )も丁寧に行う必要がある。
(組み合わせ)
正答5
解説
正答は選択肢5(A:養育能力の欠如/B:心のケア/C:家庭環境の調整)。
「児童養護施設運営指針」では、虐待の背景として経済的困難・精神疾患とともに「養育能力の欠如」が挙げられており、Aはこれが正答語句となる。
複雑化した問題を抱える子どもへは「心のケア」を含む養育が必要とされ、退所に向けては家族関係の修復を念頭に置いた「家庭環境の調整」を丁寧に行う必要があると示されている。
里親委託への移行はここでの文脈における目標ではなく、家庭復帰支援が中心的課題となっている。