次のうち、保育所での感染症の集団発生の予防に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 学校感染症第二種に感染した場合は、保育所においても意見書または登園届の提出が義務付けられている。
B 全ての感染症において流行の拡大の恐れがある期間は、隔離をすることや登園を控えてもらう。
C ウイルスが体内に侵入してもその病気に対する感受性が低い人の場合は、感染しても症状が出ないことがある。
D 麻疹や風疹の感染症が1週間以内に2人以上発生した場合は、施設長は市区町村や保健所に報告する義務がある。
E 保育所の子どもや職員が感染症に罹患していることが判明した場合、子どもや職員の健康状態の把握や記録とともに、二次感染予防について保健所等に協力を依頼することは施設長の責務である。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:×/B:○/C:○/D:×/E:○)。
A:学校保健安全法の意見書・登園届は義務ではなくガイドライン上の推奨であり、義務付けではないため誤り。
B:流行拡大の恐れがある期間の隔離・登園自粛は適切。
C:感受性が低ければ感染しても不顕性感染(無症状)となりうるため正しい。
D:施設長が市区町村や保健所に報告するのは、「保育所における感染症対策ガイドライン」に示された、同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1週間以内に2名以上発生した場合などであり、麻しん・風しんについては1名でも発生した場合に報告することとされているため、麻疹や風疹が2人以上発生してはじめて報告義務が生じるという記述は誤り。
E:保健所への協力依頼は施設長の責務として適切。