次のA〜Cの記述に該当する語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
A 「ワンワン」という言葉を聞いて、目の前に「イヌ」がいなくても、頭の中に「イヌ」をイメージできる。
B 子どもが生得的にもつ能力を引き出すように、環境からの刺激を養育者が調整することによって、子どもは言葉を獲得する、と考えた。
C しりとりができるためには、示された言葉から正しく語尾音を抽出する能力と、定められた音を語頭音としてもつ単語を心的辞書から検索する能力が必要である。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:象徴機能/B:ブルーナー/C:音韻意識)。
Aは実物が目の前にない状態でイメージを頭に描く能力であり「象徴機能」の典型例。
Bは養育者が子どもの言語獲得を支援するために環境を調整・足場かけする仕組みをLASS(言語習得サポートシステム)として提唱したブルーナーが該当する(チョムスキーのLADとは区別する)。
Cのしりとりは語の音韻構造を意識的に操作する能力、すなわち「音韻意識」が必要な課題である。