次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で勤務するW保育士(女性)は、虐待を受けて入所しているRさん(12 歳、女児)を担当している。
施設での生活の中で職員に反抗的な態度をとることもあり、どのように対応していくべきか検討が続いていた。
ある日、Rさんから、「絶対に誰にも言わないでほしい」と前置きされた上で、夜間ひとりでいる時にX児童指導員(男性)が、性的な話をしてくると相談された。
X児童指導員はW保育士の先輩にあたり、W保育士も頼りにしてきた存在だった。
【設問】
次のうち、W保育士の対応として、適切なものを一つ選びなさい。
正答3
解説
正解は選択肢3「速やかに児童相談所に通告する」です。
職員による性的な言動は被措置児童等虐待に該当する疑いがあり、発見者には通告義務があります。
Rさんの「誰にも言わないでほしい」という意向は尊重しつつも、子どもの安全を守るために秘密保持より優先される場合があります。
X児童指導員に直接確認することは証拠隠滅や圧力のリスクがあり不適切です。
施設内での情報共有のみでは外部への通告義務を果たせません。