次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で暮らすNちゃん(3歳、男児)は、母親と2人暮らしであったが、母親がうつ病を発症し、養育ができない状況になったために2年前に入所となった。
当初は母親の体調回復を機に家庭引き取りを行うことを個別支援計画(自立支援計画)の支援方針としていて、母親もそれに同意していた。
しかし、最近、母親の体調が回復してきたことから家庭引き取りに向けた取り組みをし始めたところ、母親から「つきあっている男性がいて、結婚する予定だ。Nちゃんの引き取りは結婚後、生活が安定してからにしたい。」との発言が児童養護施設のNちゃんの担当保育士にあった。
【設問】
次のうち、この話を聞いた直後にNちゃんの担当保育士が行うべき対応として、最も適切な記述を一つ選びなさい。
正答3
解説
正答は選択肢3(結婚予定の男性や今後の見通しについて母親から情報収集する)。
個別支援計画(自立支援計画)の変更は施設担当者だけで決定できるものではなく、関係機関(児童相談所等)と連携して行う必要がある。
担当保育士として最初にすべきことは、新たな情報(男性の存在・再婚予定・見通し)を丁寧に聴き取り状況を把握することであり、その上で施設内で共有・検討につなげる。
選択肢1のように単独で方針変更するのは不適切で、選択肢5のように母親を否定することも不適切。