次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
K保育所では、飼育しているウサギに赤ちゃんが数匹生まれた。
5歳児クラスのSちゃんは、ある日、何を思ったのか、ウサギの赤ちゃんを土の中に埋めようとした。
あわてて、何人かの子どもがT保育士にその様子を知らせにきた。
T保育士は、急いでSちゃんの行為を止めて、Sちゃんに対して、「どうしてそんなことをするの?かわいそうでしょう!」と問いただした。
しかし、Sちゃんは何も言わなかった。
お迎えの時、Sちゃんの保護者にその話をしたところ、保護者は「先日、テレビでオーストラリアの野ウサギが土を掘って穴ぐらで暮らす場面を熱心に見ていました。」と話してくれた。
【設問】
次のうち、今後のT保育士の行動として最も不適切な記述を一つ選びなさい。
正答4
解説
事例のポイントは、Sちゃんが「野ウサギが穴ぐらで暮らす映像を見ていた」という背景情報が後から明らかになったことです。
T保育士は最初に「かわいそうでしょう!」と叱責しましたが、Sちゃんには動物の習性への好奇心があった可能性があります。
今後の行動として最も不適切なのは選択肢4「自宅に帰ってから、家族にSちゃんの行為について相談する」です。
子どもに関する情報は守秘義務の観点から園外・私的場面で第三者に漏らすべきではなく、相談すべき相手は職場の主任や同僚保育士です。
他の選択肢はいずれも専門的・教育的に適切な対応です。