次の文のうち、日本の社会福祉の動向に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 2000(平成 12)年の「社会福祉法」の改正で、行政が利用者の処遇を決定する「措置制度」が廃止された。
B 1970(昭和 45)年代に高度経済成長が終わると、いわゆる「福祉見直し」が進められ、老人医療費支給制度は廃止された。
C 1994(平成6)年、政府は児童虐待防止対策として「エンゼルプラン」を発表した。
D 1997(平成9)年の「児童福祉法」の改正では、児童家庭支援センターの創設、保育所入所手続きの変更、放課後児童健全育成事業の推進等が図られた。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:×/B:○/C:×/D:○)。
A:2000年の社会福祉法改正で措置制度が「廃止」されたわけではなく、障害者福祉分野が支援費制度による利用契約方式へ移行するなどの見直しは行われたが、措置制度自体は虐待等の分野で残存しており誤り。
B:1970年代に高度経済成長が終わると「福祉見直し」が進められ、老人医療費無料化制度(老人医療費支給制度)は1983年に老人保健法施行により廃止されており正しい。
C:1994年の「エンゼルプラン」は少子化対策を目的とした保育施策の充実計画であり、児童虐待防止対策ではないため誤り。
D:1997年の児童福祉法改正では、児童家庭支援センター創設・保育所入所の申込み手続き変更・放課後児童健全育成事業の推進が盛り込まれており正しい。