次の文は、「児童福祉法」の一部である。
( A )〜( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
第1条 全て児童は、( A )の精神にのつとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその( B )が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する。
第2条 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び( C )に応じて、その意見が尊重され、その( D )が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
(組み合わせ)
正答5
解説
2016年の児童福祉法改正で第1条・第2条が全面改正された。
Aは「児童の権利に関する条約」の精神にのっとり、Bは心身の健やかな成長・発達に加えて「自立」が図られることと規定された。
第2条では、C「発達の程度」に応じて意見が尊重され、D「最善の利益」が優先して考慮されることとされた。
「最善の利益」は条約第3条の核心概念であり、日本国憲法ではなく子どもの権利条約の精神を明示した点が改正の大きな特徴である。