次の文は、子どもの心身症に関する記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 心身症は身体的な器質的・機能的障害があり、その発症と経過に心理・社会的影響が強く関係する。
B 起立性調節障害は、思春期前後に生じる循環器系、内分泌系の急激な変化によってもたらされる身体疾患である。
C 過換気症候群で呼吸困難を訴えている場合は、意識的に過呼吸を続けさせる。
D 過敏性腸症候群では、刺激物の摂取や胃腸炎の感染などの身体的要因が症状の増悪因子になる。
(組み合わせ)
正答2
解説
正答は選択肢2(A:○/B:○/C:×/D:○)です。
Aは正しく、心身症は器質的・機能的な身体疾患でありながら発症・経過に心理社会的要因が大きく関与するものです。
Bは正しく、起立性調節障害は思春期に多い自律神経の機能不全による身体疾患です。
Cは誤りで、過換気症候群では過呼吸によって血中CO₂が低下しているため、意識的に過呼吸を「続けさせる」のは危険であり、ペーパーバッグ法(現在は禁忌とする見解もある)や呼吸を整えさせることが基本です。
Dは正しく、過敏性腸症候群でも刺激物・感染など身体的要因が増悪させます。