次の文は、児童福祉施設等についての記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 認定こども園は「児童福祉法」に規定され、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設である。
B 母子生活支援施設は、配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を通所させて、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。
C 児童発達支援センターは、軽度の情緒障害を有する児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、その情緒障害を治し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。
D 乳児院は、乳児(保健上、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、幼児を含む。)を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。
(組み合わせ)
正答4
解説
児童福祉施設等についての正誤問題。
正答は選択肢4(A:×/B:×/C:×/D:○)。
A:記述されている「保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設」は「児童福祉法」第39条が定める保育所の目的規定であり、認定こども園の説明ではないため×。
認定こども園の基本的な枠組みは「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」が定めるが、そのうち幼保連携型認定こども園は「児童福祉法」第7条に列挙された児童福祉施設であり、同法第39条の2に目的規定が置かれている。
B:母子生活支援施設は「通所」ではなく「入所」施設であるため×。
C:軽度の情緒障害を有する児童を短期入所・通所させて情緒障害を治すことを目的とするのは「情緒障害児短期治療施設(児童心理治療施設)」であり、児童発達支援センターの説明ではないため×。
D:乳児院の目的に関する記述は「児童福祉法」第37条の内容として正しい(○)。