次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Sちゃん(1歳 11 ヶ月、男児)は、乳児院に入所してもうすぐ2年になる。
母親は、Sちゃんが生まれてすぐに家出をし、養育に困った父親(37 歳)が児童相談所に相談したことから施設入所となった。
父親はタクシーの運転手として正規雇用となったばかりで、養育の手伝いを頼める親族はいない。
Sちゃんに発達・発育上の問題はなく、週に一度面会に来る父親になついている。
父親は、「今は引き取れないが、Sが小学校高学年頃になって身の回りのことを自分でできるようになれば引き取りたい」と言っている。
【設問】
この【事例】における乳児院の支援方針として、最も適切なものを一つ選びなさい。
正答1
解説
正答は選択肢1。
Sちゃんは現在1歳11か月で、父親が「小学校高学年頃に引き取りたい」と意向を示しており、乳児院入所継続のままでは年齢的に限界が来るため、児童養護施設への措置変更を児童相談所と協議することが最も適切な方針となる。
転職の勧奨や母親への引き取り促進、再婚の促進、養子縁組里親の検討はいずれも父親の意向や現状を無視した一方的な介入であり不適切。