正答4
解説
正解は4です。
ICF(国際生活機能分類)の構成要素のうち、どこに意思疎通支援者が入るかを問う問題です。
本人を取り巻く人や制度、サービスは環境因子に分類されます。
【選択肢別解説】
1:× 心身機能・身体構造は、言語機能や脳の構造など、身体そのものの働きと構造です。
支援者は本人の身体の外にあるため、ここには含まれません。
2:× 健康状態は、脳梗塞などの病気や外傷、加齢などのことです。
支援者は含まれません。
3:× 活動は、会話する、読むなど、本人が行う課題や行為のことです。
支援者そのものは含まれません。
4:○ 失語症者向け意思疎通支援者は、本人のコミュニケーションを手助けする人的支援です。
周囲の人やサービス・制度はICFの環境因子に含まれます。
支援が得られるかどうかで、活動や参加の状況が変わります。
5:× 個人因子は、年齢、性別、性格、生活歴など本人の特性のことです。
支援者は含まれません。
【ポイント】
家族、支援者、福祉機器、制度、社会の態度は、いずれも環境因子です。
環境因子は、生活機能を促進する方向にも阻害する方向にも働きます。
【用語】
環境因子:人的環境・物的環境・制度など、人々が生活する物理的・社会的な環境のことである。
意思疎通支援者:失語症などで会話に困難がある人の意思の伝達を支援する人で、地域の事業で派遣される。
健康状態:病気・変調・外傷・加齢などを指す、ICFの構成要素の一つである。
個人因子:年齢・性別・生活歴など、その人固有の特徴で、ICFの背景因子の一つである。