正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
CI言語療法(constraint-induced aphasia therapy)は、ジェスチャーなどの代償手段を制限し、話し言葉の使用を集中的に促す訓練法です。
【選択肢別解説】
1:○ CI言語療法は、主に慢性期の失語症者を対象として効果が検証されてきた訓練法です。
発症後早期に開始することが原則ではないため、この記述は誤りです。
2:× CI言語療法は、1日数時間の訓練を約2週間にわたって行うなど、短期集中的に実施します。
記述は正しいです。
3:× 指さしやジェスチャーなどの非言語的手段の使用を制限し、話し言葉での表出を求めます。
記述は正しいです。
4:× 言語の使用を強制的に促すことで、発話の改善を図ります。
記述は正しいです。
5:× 失語症者の能力に合わせて、課題の内容を段階的に複雑にしていきます。
記述は正しいです。
【ポイント】
CI言語療法は、麻痺側上肢の使用を促すCI療法(非麻痺側を拘束する訓練)の考え方を言語に応用したものです。
【用語】
CI言語療法:ジェスチャーなどの代償手段を制限し、話し言葉による伝達を集中的に促す失語症の訓練法である。
代償手段:失われた機能の代わりに、ジェスチャーや描画、文字など別の方法で意思を伝える手段である。
慢性期:発症から時間が経ち、症状の変化が緩やかになった時期のことである。