正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
フォルマントは声道の共鳴によってスペクトル上に現れる山で、声道の形と長さで決まります。
声の高さ(基本周波数)は声帯で決まるので、両者は基本的に独立しています。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
日本語5母音は、主にF1とF2の組合せで区別されます。
2:× 正しい記述です。
子どもは声道が短いため、同じ母音でも成人よりF1とF2がともに高くなります。
3:○ 誤った記述です。
声の高さは声帯の振動数で決まり、フォルマントは声道の形で決まります。
そのため、声が高くなってもF1とF2がともに高くなるわけではありません。
4:○ 誤った記述です。
声道が短くなると、F1もF2もともに高くなります。
F2だけが低くなるわけではありません。
5:× 正しい記述です。
フォルマント周波数は声道の共鳴周波数にあたります。
【ポイント】
F1は舌の高さ(口の開き)、F2は舌の前後と関係が深いです。
「イ」はF1が低くF2が高い、「ア」はF1が高いと覚えましょう。
【用語】
フォルマント周波数:声道の共鳴周波数にあたり、母音の違いを決める手がかりになる。
第1フォルマント周波数:フォルマントのうち最も低いもので、舌の高さ(口の開き)と関係が深い。
声道:声帯から唇までの空気の通り道で、共鳴によって声の音色をつくる。
基本周波数:声帯の振動数で決まる、声の高さを表す周波数である。