正解を3つ選んでください。
正答1・4・5
解説
正解は1と4と5です。
治療のためのインフォームド・コンセントでは、患者が治療を受けるかどうかを自分で決めるための情報を説明します。
その中心は、病状・治療の内容と効果・リスク・代替手段・予後です。
【選択肢別解説】
1:○ 病状は説明すべき項目です。
現在の診断や病気の状態を知らなければ、治療の必要性を判断できないからです。
2:× 研究参加は治療のための説明の必須項目ではありません。
研究に参加してもらう場合は、別に研究としての説明と同意が必要です。
3:× 医療者の価値観は説明すべき項目ではありません。
説明は客観的な医学的情報に基づき、判断は患者の価値観に委ねます。
4:○ 治療のリスクは説明すべき項目です。
副作用や合併症の可能性を知ることは、同意の可否を決める重要な材料です。
5:○ 予後は説明すべき項目です。
治療を受けた場合と受けない場合の見通しを知ることで、患者は選択できます。
【ポイント】
説明の柱は「病名・病状」「治療の目的と方法」「利益とリスク」「代替手段」「予後」です。
研究への協力は治療とは切り離し、断っても不利益がないことを伝えたうえで別に同意を得ます。
【用語】
インフォームド・コンセント:十分な説明を受けたうえで、患者が自分の意思で医療行為に同意または拒否することを指す。
予後:病気や治療を経たあとの経過や回復の見通しのことである。
代替手段:提案された治療のほかに選べる別の治療法や対応のことである。