正解を3つ選んでください。
正答1・2・5
解説
正解は1と2と5です。
本来は「〜を」で表される目的語が、述語の形によって「〜が」で表されることがあります。
希望の「たい」、可能の形、難易を表す「にくい」などが代表例です。
【選択肢別解説】
1:○ 「リンゴが食べたい」は、「リンゴを食べる」の目的語が「が」で表されたものです。
希望の助動詞「たい」がつくと、目的語を「が」で示すことができます。
2:○ 「英語が話せる」は、「英語を話す」の目的語が「が」で表されたものです。
可能の形になると、目的語を「が」で示すことができます。
3:× 「英語が通じにくい」の「英語」は、もともと主語です。
「英語が通じる」は自動詞の文で、「を」から変化したものではありません。
4:× 「リンゴが熟れすぎる」の「リンゴ」は、もともと主語です。
「リンゴが熟れる」は自動詞の文で、目的語ではありません。
5:○ 「リンゴが食べにくい」は、「リンゴを食べる」の目的語が「が」で表されたものです。
「にくい」がつくと述語全体が形容詞のような性質になり、動作の対象を「が」で示せるようになります。
【ポイント】
もとの文に戻したとき「〜を+他動詞」になるかどうかで判断します。
「通じる」「熟れる」のような自動詞では、「が」はもともと主語を示しています。
【用語】
目的語:動詞の動作が向けられる対象を表す語で、「〜を」で示されることが多い。
他動詞:「〜を」で示される目的語をとり、対象に働きかける動作を表す動詞である。
自動詞:動作が主語自身にとどまり、目的語を必要としない動詞である。
助詞:名詞などに付いて語と語の関係を示し、活用をしない付属語である。