正答3
解説
正解は3です。
動脈血ガス分析で何がわかるか、基準値、採血部位が問われています。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
動脈血の酸素分圧(PaO2)と二酸化炭素分圧(PaCO2)は、肺のガス交換と換気の状態を反映します。
2:× 正しい記述です。
動脈血は主に橈骨動脈から採血します。
上腕動脈や大腿動脈から採ることもあります。
3:○ 誤った記述です。
炭酸ガス分圧(PaCO2)は年齢の影響をほとんど受けず、基準値は35〜45mmHgです。
年齢とともに低下するのは酸素分圧です。
4:× 正しい記述です。
若年健常者の酸素分圧の正常値は80〜100mmHgです。
5:× 正しい記述です。
パルスオキシメータは指先などに装着し、採血せずに経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)を連続して測定します。
【ポイント】
年齢で変わるのはPaO2、変わらないのはPaCO2という対比を覚えましょう。
【用語】
動脈血ガス測定:動脈血から酸素や二酸化炭素の分圧などを調べ、呼吸の状態を評価する検査である。
炭酸ガス分圧:血液中に溶けている二酸化炭素の圧力で、換気の状態を反映する指標である。
酸素分圧:血液中に溶けている酸素の圧力で、肺での酸素の取り込みを反映する指標である。
パルスオキシメータ:指先などに光をあてて、採血せずに動脈血の酸素飽和度を測定する機器である。