正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
振幅スペクトルは、音に含まれる周波数成分とその大きさを示したものです。
周期的な音は線スペクトル、非周期的な音や短い音は連続スペクトルになります。
【選択肢別解説】
1:○ トーンバースト-線スペクトルは誤った組合せです。
トーンバーストは純音を短い時間だけ切り出した音です。
持続時間が限られるため周波数成分が広がり、もとの純音の周波数を中心に山をもつ連続スペクトルになります。
2:× 純音-基本音にのみ成分をもつ線スペクトルは正しい組合せです。
純音は単一の周波数の正弦波なので、その周波数に1本だけ線が立ちます。
3:× 白色雑音-振幅が平坦な連続スペクトルは正しい組合せです。
白色雑音は、あらゆる周波数成分をほぼ同じ強さで含みます。
4:× インパルス-振幅が平坦な連続スペクトルは正しい組合せです。
ごく短いパルスは、広い周波数範囲にわたって平坦な成分をもちます。
5:× 周期的複合音-倍音構造による線スペクトルは正しい組合せです。
基本周波数とその整数倍の倍音の位置に線が並びます。
【ポイント】
「周期的なら線スペクトル、非周期的なら連続スペクトル」が基本です。
音の持続時間が短いほど、スペクトルは周波数方向に広がります。
【用語】
振幅スペクトル:音に含まれる各周波数の成分が、どれだけの大きさ(振幅)をもつかを表したものである。
線スペクトル:特定の周波数の位置にだけ成分が現れる、線状のスペクトルである。
連続スペクトル:広い周波数範囲にわたって、成分が途切れず連続して分布するスペクトルである。
トーンバースト:純音を短い時間だけ切り出した音で、中心周波数付近に成分が集まる。
インパルス:ごく短い時間だけ発生する音で、広い周波数範囲に成分をもつ。
白色雑音:すべての周波数の成分がほぼ同じ強さで含まれる雑音である。