1000名に実施したスクリーニング検査で表に示す結果を得た。
この場合の特異度はどれか
【表】
陽性判定:疾病あり80、疾病なし90、計170
陰性判定:疾病あり20、疾病なし810、計830
計:疾病あり100、疾病なし900、計1000
正答5
解説
正解は5です。
表は、1000名のうち疾病ありが100名、疾病なしが900名で、疾病ありの陽性が80名・陰性が20名、疾病なしの陽性が90名・陰性が810名という結果です。
特異度は、疾病のない人を正しく陰性と判定できる割合です。
【計算】
特異度=疾病なしで陰性の人数÷疾病なしの人数です。
疾病なしで陰性は810名、疾病なしは900名です。
810÷900=0.9です。
したがって、特異度は90.0%です。
【選択肢別解説】
1:× 90÷900は、疾病のない人が陽性になる割合で、偽陽性率です。
特異度ではありません。
2:× 170÷1000は、全体のうち陽性と判定された人の割合です。
特異度ではありません。
3:× 20÷100は、疾病のある人が陰性になる割合で、偽陰性率です。
4:× 830÷1000は、全体のうち陰性と判定された人の割合です。
特異度ではありません。
5:○ 810÷900は、疾病のない人のうち陰性と判定された割合で、特異度です。
【ポイント】
感度=疾病ありで陽性÷疾病ありで、本問では80÷100=80%です。
感度は見逃しの少なさ、特異度は疾病のない人を誤って陽性にしない正確さを表します。
【用語】
特異度:疾病のない人を、正しく陰性と判定できる割合を示す指標である。
感度:疾病のある人を、正しく陽性と判定できる割合を示す指標である。
スクリーニング検査:多くの人の中から、特定の疾病や障害の疑いがある人を簡便にふるい分ける検査である。
偽陽性率:疾病のない人のうち、誤って陽性と判定される人の割合を指す。
偽陰性率:疾病のある人のうち、誤って陰性と判定される人の割合を指す。