正答5
解説
正解は5です。
言語の変異には、地域による地域方言と、年齢や職業、集団などの社会的属性による社会方言があります。
現代日本語の中での変異かどうかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 「マジ卍」は若者が使う流行語です。
年齢層による社会方言(若者言葉)とみなせます。
2:× 「あがり」は寿司店などで使われるお茶を指す言葉です。
特定の職業集団で使う職業語で、社会方言とみなせます。
3:× 「おおきに」は関西方言で「ありがとう」の意味です。
地域方言です。
4:× 「しばれる」は北海道や東北地方の方言で「厳しく冷え込む」の意味です。
地域方言です。
5:○ 「いとをかし」は平安時代の古典語で「たいそう趣がある」の意味です。
現代日本語の地域方言や社会方言ではなく、時代による違いです。
【ポイント】
言語の変異は、地域差(地域方言)、社会的属性の差(社会方言)、場面による差(スタイル)に分けて整理します。
歴史的な変化は通時的な変化として、現代語の変異とは区別します。
【用語】
地域方言:地域ごとに異なる言葉の違いのことで、社会方言と対になる分類である。
社会方言:年齢、職業、性別、集団など、社会的な属性の違いによる言葉の違いである。
変異:同じ言語の中で、話し手や場面によって生じる言葉の違いを指す。