正答3
解説
正解は3です。
補聴器のイヤモールドを作るための耳型採取の手順を問う問題です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な手順です。
イヤブロックの糸をしっかり持っておくと、印象剤の圧力でイヤブロックが奥に押し込まれるのを防げます。
2:× 適切な手順です。
印象剤が固まり、弾力のある状態になってから抜き取ると、形を崩さずに取り出せます。
3:○ 適切でない手順です。
イヤブロックは外耳道の径より少し大きいものを用い、外耳道の壁に密着させます。
小さいと隙間から印象剤が鼓膜側へ流れ込み、鼓膜を傷つける危険があります。
4:× 適切な手順です。
耳の手術歴や治療歴がある場合は、事前に耳鼻咽喉科医の診察を受けて安全を確認します。
5:× 適切な手順です。
綿球やスポンジ製のイヤブロックは、外耳道の第二屈曲部まで挿入します。
【ポイント】
耳型採取では、事前の耳内の観察、適切な大きさのイヤブロック、第二屈曲部までの挿入が安全確保の要点です。
【用語】
耳型採型:補聴器などの耳栓を作るために、耳の形を型として取ることを指す。
イヤブロック:印象剤が鼓膜に届かないよう、外耳道に入れるスポンジや綿球の栓である。
印象剤:耳の形を写し取るために用いる、やわらかい状態から固まる材料である。
第二屈曲部:外耳道の奥にある曲がりの部分で、イヤブロックを入れる位置の目安になる。