正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
福祉・保健の基本用語と、その具体例が正しく対応しているかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
ICF(国際生活機能分類)では、家事などの家庭生活は「活動と参加」に分類されます。
主婦として家庭の中で調理の役割を担うことは、参加の具体例として妥当です。
2:× 正しい組み合わせです。
WHO(世界保健機関)憲章は、健康を身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態と定義しています。
社会的に良好な状態は健康の構成要素に含まれます。
3:× 正しい組み合わせです。
個人情報保護法は個人情報の適正な取扱いを定めた法律です。
業務上知り得た情報を外部に漏らさない守秘義務の遵守は、その趣旨に沿う行動です。
4:○ 誤った組み合わせです。
インクルージョン(包摂)は、障害のある子どもも通常の学級で共に学ぶことを目指す考え方です。
特別支援学校での教育は障害のある子どもを分けて教育する場であり、インクルージョンの典型例ではありません。
5:× 正しい組み合わせです。
少子高齢化が進むと、15〜64歳の生産年齢人口が減少します。
【ポイント】
インクルージョンは「分けずに包み込む」教育・社会のあり方です。
統合教育(インテグレーション)や分離教育との違いを整理しておきましょう。
【用語】
ICF:国際生活機能分類の略で、心身機能・活動・参加などの面から人の生活機能を捉える分類である。
インクルージョン:障害の有無などにかかわらず、すべての人が社会の一員として共に学び暮らすという考え方である。
守秘義務:業務上知り得た他人の秘密を、正当な理由なく外部に漏らしてはならないという義務である。
生産年齢人口:経済活動の担い手とされる、15歳以上65歳未満の人口を指す。