正答2
解説
正解は2です。
AAC(拡大・代替コミュニケーション)は、話し言葉などの障害を補うあらゆる手段を指します。
このうち「拡大」は、本人に残っている機能を強めて活用する手段です。
「代替」は、失われた機能をほかの手段で置き換えるものです。
【選択肢別解説】
1:× VOCA(音声出力コミュニケーションエイド)は、話し言葉の代わりに機器が音声を出す手段です。
拡大ではなく代替に当たります。
2:○ 補聴器は、残っている聴力を生かすために音を増幅する機器です。
残存機能を強めて使うので、拡大に当たります。
3:× 点字プリンターは、文字を点字に置き換えて出力する機器です。
視覚の代わりに触覚を使う代替の手段です。
4:× 電気式人工喉頭は、失われた声帯の音源を機器の振動音で置き換えるものです。
拡大ではなく代替に当たります。
5:× スクリーンリーダーは、画面の文字を音声に置き換えて読み上げるソフトウェアです。
視覚の代わりに聴覚を使う代替の手段です。
【ポイント】
AACは、Augmentative and Alternative Communicationの略です。
「拡大は残存機能を強める、代替は別の手段に置き換える」と区別して覚えましょう。
【用語】
AAC:話し言葉などに障害のある人のコミュニケーションを補う、拡大・代替コミュニケーションを指す。
VOCA:音声出力コミュニケーションエイドのことで、ボタンなどを押すと録音や合成の音声が出る機器である。
電気式人工喉頭:喉頭を失った人の首に当て、振動で声の代わりとなる音を出す器具である。
スクリーンリーダー:画面の文字情報を音声で読み上げる、視覚障害者向けのソフトウェアである。