正答4・5
解説
本問は採点除外(公式で4と5のどちらも正解とされた問題)です。
本試験では、1つを選ぶ問題として出題されました。
厚生労働省は「正解となる選択肢が複数あった為、複数の肢を正解として採点する。」と発表し、4と5のどちらも正解としました。
尾状核と視床は、どちらも側脳室の壁の一部をつくる構造です。
【選択肢別解説】
1:× 黒質は中脳にあり、側脳室には面していません。
中脳の大脳脚と被蓋の間にある神経核です。
2:× 被殻は内包の外側にあり、側脳室には面していません。
側脳室との間には内包があります。
3:× 淡蒼球は被殻の内側、内包の外側にあり、側脳室には面していません。
被殻と合わせてレンズ核と呼ばれます。
4:○ 尾状核は側脳室の外側壁に沿って弓状に伸びています。
尾状核頭は側脳室前角の外側壁をつくります。
5:○ 視床は側脳室中心部の床の一部をつくります。
内側では第三脳室の側壁もつくります。
【ポイント】
内包を境に、内側に尾状核と視床、外側にレンズ核(被殻・淡蒼球)があります。
脳室に接するのは内側の尾状核と視床です。
【用語】
側脳室:大脳半球の内部にある脳室で、脳脊髄液で満たされた空洞である。
尾状核:大脳基底核の一つで、側脳室の壁に沿って弓状に伸びる構造である。
被殻:大脳基底核の一つで、内包の外側に位置し、運動の調節に関わる。
淡蒼球:大脳基底核の一つで、被殻の内側にあり、運動の調節に関わる。