正答1
解説
正解は1です。
言語聴覚士の業務上の義務と姿勢を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 同じ障害で重症度が同じでも、年齢、生活環境、本人の希望などは一人ひとり異なります。
訓練は個別の評価に基づいて内容を決めるもので、同じ内容にしなければならないという決まりはありません。
2:× 訓練の目的や内容を患者と家族に説明し、同意を得てから実施することは、インフォームド・コンセントとして求められます。
記述は正しいです。
3:× 言語聴覚士法では、業務上知り得た秘密を漏らしてはならないと定めています。
この義務は言語聴覚士でなくなった後も続きます。
4:× 個人情報が書かれた書類は、紛失や漏えいがないよう適正に管理しなければなりません。
個人情報保護の観点から正しい記述です。
5:× 言語聴覚士法では、患者に主治の医師または歯科医師があるときは、その指導を受けなければならないと定めています。
記述は正しいです。
【ポイント】
言語聴覚士法の主な義務は、秘密を守る義務、医師などとの連携、主治の医師の指導を受ける義務です。
訓練は評価に基づき個別に計画するのが原則です。
【用語】
個人情報:氏名や生年月日など、特定の個人を識別することができる情報のことである。
主治の医師:患者の診療を担当している医師で、言語聴覚士はその指導を受けて業務を行う。
秘密を守る義務:業務で知った人の秘密を漏らしてはならないという義務で、資格を失った後も続く。
説明と同意:治療の内容を十分に説明し、患者の納得を得てから実施する原則である。
言語聴覚士法:言語聴覚士の資格や免許、業務、守るべき義務などを定めた法律である。