正答5
解説
正解は5です。
失語症会話パートナーは、失語症の特徴と会話の工夫について研修を受け、失語症のある人のコミュニケーションを支える市民ボランティアです。
この問題は役割でないものを選ぶので、○ が答え(役割でないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 役割です。
失語症のある人同士の会話に入り、伝えたいことを確認しながら会話の橋渡しをします。
2:× 役割です。
災害時の警報などの緊急情報を、わかりやすい方法で失語症のある人に伝えることも期待されています。
3:× 役割です。
地域で活動することで、失語症についての社会の理解を広げる役割を担います。
4:× 役割です。
周囲の人の話を、文字や絵、ゆっくりした短い言葉などに置き換えて伝えます。
5:○ 役割ではありません。
呼称訓練などの言語機能そのものへの訓練は、評価に基づいて言語聴覚士が行う専門的な訓練です。
会話パートナーは訓練ではなく、会話の支援を担います。
【ポイント】
会話パートナーの目的は、言語機能の改善ではなく、社会参加とコミュニケーションの機会を保障することです。
ICFでいう「参加」と「環境因子」への働きかけにあたります。
【用語】
失語症会話パートナー:失語症のある人との会話の仕方を学び、日常のコミュニケーションを支援する人である。
呼称訓練:物の絵などを見せて名前を言わせ、語の想起を促す言語訓練である。
失語:脳の損傷により、話す・聞く・読む・書くといった言語の力が障害された状態である。