正答3
解説
正解は3です。
この問題は類義の書き分けでないものを選ぶので、○ が答え(類義の書き分けではないもの)です。
同じ読みで意味の近い語を、意味の違いに応じて漢字で書き分けるものを異字同訓といいます。
動詞「かえる」のうち、「変化・交換」という似た意味を持つ書き分けに入らないものを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 類義の書き分けです。
「代える」は、あるものに別のものの役目をさせる意味で、「書面をもってあいさつに代える」のように使います。
2:× 類義の書き分けです。
「換える」は、ある物を別の物と取りかえる意味で、「物を金に換える」のように使います。
3:○ 類義の書き分けではありません。
「返る」は、元の状態や持ち主に戻るという意味の別の動詞です。
読みは同じでも「変化・交換」の意味とは関係がない同音異義語です。
4:× 類義の書き分けです。
「変える」は、状態や性質を変化させる意味で、「形を変える」のように使います。
5:× 類義の書き分けです。
「替える」は、新しいものや別のものと入れかえる意味で、「シーツを替える」のように使います。
【ポイント】
「代える・換える・替える・変える」は、いずれも「別のものにする」という共通の意味を持つ異字同訓です。
「返る・帰る」は「戻る」という別の意味の動詞として区別します。
【用語】
形態素:意味をもつ最小の言語単位で、語を構成する要素である。
類義:語と語の意味が似通っている関係のことで、そのような関係にある語を類義語という。
異字同訓:「代える」「換える」のように、訓読みが同じで意味の近い語を別の漢字で書き分けるものである。
同音異義語:発音は同じであるが、意味が互いに異なる語のことである。