1,000人を対象としたある疾病のスクリーニング検査の結果と精密検査結果によるその疾病の有無は下表のとおりであった。
このスクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、偽陽性率とは、疾病無しの者を陽性と判定する率をいい、偽陰性率とは、疾病有りの者を陰性と判定する率をいうものとする。
[検査結果の内訳(合計1,000人)]疾病有り … 陽性20人・陰性5人/疾病無し … 陽性200人・陰性775人
正答2
解説
正解は(2)。
偽陽性率は「疾病無しの者のうち陽性と判定された者の割合」であり、疾病無し総数は200+775=975人、そのうち陽性判定は200人。
よって偽陽性率=200÷975≒20.5%。
偽陰性率は「疾病有りの者のうち陰性と判定された者の割合」であり、疾病有り総数は20+5=25人、そのうち陰性判定は5人。
よって偽陰性率=5÷25=20.0%。
したがって偽陽性率20.5%・偽陰性率20.0%の組合せである(2)が正しい。
スクリーニングは早期発見が目的のため感度(偽陰性率を低く)を重視する設計が多いが、本問では偽陰性率は比較的高い点に注目する。