正答1
解説
正解は(1)。
一酸化炭素中毒は、一酸化炭素がヘモグロビンと結合して安定なカルボキシヘモグロビン(CO-Hb)を生成し、酸素運搬能を阻害することによって生じる組織の酸素欠乏が主病態である。
頭痛、めまい、意識障害、後遺症としての健忘・パーキンソン症候群等がみられ、ヘモグロビン合成障害や溶血を起こすわけではない(ヘモグロビン合成障害は鉛中毒の症状)。
(2)シアン化水素は細胞内呼吸阻害、(3)硫化水素は中枢神経麻痺・呼吸麻痺、(4)二酸化硫黄は気道刺激と慢性気管支炎・歯牙酸蝕、(5)弗化水素は骨硬化症・斑状歯を起こし、いずれも正しい。