正答1
解説
金属管に電線を通して施設するときには、同じ回路の電線は、1つの回路で使う電線全部を1つの電線管に納めなければなりません。
電磁的平衡にして、金属内に磁気が生じないようにするためです。
このため、2線の電路では行き帰りの2本、3線の電路では3本全部を納める必要があります。
少なくとも行き・帰りで2本はあるはずなので、1本しか入線していない電線管があれば即座にNGと判断しましょう。
電線に電流が流れると、電線周りに磁力線が生じます。
これが電線管内で起こると、磁力線によって誘導電流が渦状に発生し、ジュール熱によって異常発熱が起こります。
場合によっては、火災や電線管損傷の原因にもなります。
1つの回路の電線には、行きと帰りの電流が流れているため、発生した磁力線が打ち消し合い電磁的平衡状態となります。
[適切]。
三相用では各電路より各1本で計3本の電線を1つの電線管に入線し、単相用では別々の電路から2本の電線を1つの電線管に入線しているため、電磁的平衡状態です。
不適切。
2本の電線管ともに、1つの電路から2本をとって入線しているのでダメです。
不適切。
上側の電線管は2線の電路であれば問題ありません。
しかし、下2本の電線管は1本しか入線していないのでダメです。
不適切。
各1本しか入線していないのでダメです。
したがって適切なものは[イ]です。