正答2
解説
スターデルタ始動は、始動時に巻線を「スター(Y結線)」で接続し、運転が安定してから「デルタ(Δ結線)」に切り替える方式です。
全電圧始動とは異なり、始動時に電動機に全電圧を印加せず、電源電圧の13倍(約57.7%)の電圧で電動機を始動するのが特徴です。
これにより、始動時の電流を全電圧始動の約13に抑えることができます。
容量の小さい電動機の場合、全電圧始動でも問題ないことが多いですが、ある程度容量が大きい電動機では、スターデルタ始動が必須となります。
誤り。
スターデルタ始動では、電動機の回転速度が定格速度に達するまで固定子巻線をスター結線とする必要があり、運転が安定してからデルタ結線に切り替えます。
このため、全電圧始動の場合と比較して始動時間は長くなります。
[正しい]。
始動時の電圧は、電源電圧の13倍と小さいため、始動電流も小さくて済みます。
誤り。
始動時のトルクは、全電圧始動の場合よりも小さくなります(約13倍)。
誤り。
始動時の巻線に加わる電圧は低くなります(13倍)。
したがって正しいものは[ロ]です。